こんにちは。エーテンラボ広報の加藤です。今回は、仕事もプライベートも早業でガンガン進めていく、事業開発の中心メンバーの渋谷恵さんにインタビューです。元ソニー出身の渋谷さんですが、どうして大企業からスタートアップに転職しようと思ったのか、入社後のギャップ、エーテンラボでの仕事の醍醐味などについて詳しく聞いてみました!
多くの人々の健康に役立つ事業を自分の力で推し進めたいという気持ちが強くなりソニーを退社
(加藤)渋谷さんは長坂さん(エーテンラボ代表)と同じソニーの出身ですね。ソニーでのご経験と、そこからエーテンラボに転職した経緯を教えてください。
(渋谷)新卒で入社したソニーでは、半導体事業部でCMOSイメージセンサーの新規事業用途向けのBtoB営業を担当していました。小学生の頃から「.hack//」というゲームや「攻殻機動隊」というアニメのAR/VRの概念が好きで、新卒で配属された部署は新規市場向けにイメージセンサーの活用用途を見出すというのがミッションだったため、自分から企画し、AR/VR向けのイメージセンサーの法人営業をやらせていただいていました。
ソニーでは面白い仕事をできていたのですが、半導体部品は開発スパンが長く、開発に関わる人数も非常に多いことから、自分が会社の業績や事業に与えるインパクトが小さいと感じてしまう場面が何度かありました。学生時代に10人規模のベンチャーでインターンをやっていて、新しい事業を自分たちの力で創っていく感覚をとても楽しく感じていた経験があったので、仕事を「自分の裁量で」スピード感を持って実現できる環境に戻りたいと思うようになりました。また、そのような中、後輩が精神的に元気がなくなったり、祖母が脳卒中で亡くなったことが転職の契機になりました。私の今後の人生は、少しでも後輩や祖母など周りの方の幸せに貢献できる、健康・医療の分野に捧げたいと思ったからです。その2つの理由から2年11ヶ月いたソニーを退職する決意をしました。
次の就職先はじっくり決めようと思っていた矢先、たまたま長坂さん(渋谷さんとは、ソニーのアニメ同好会を通じて知り合う)のFacebookの投稿でエーテンラボを知りました。エーテンラボのHPには、当時会社のビジョンにソニーの設立趣意書の言葉を借りて「自由闊達な理想工場の建設」があったのでソニーの自由闊達な精神を受け継ぐスタートアップ、そして興味のある「ヘルスケア」「習慣」という内容に惹かれ、ホームページから直接応募しました。
自分で発案し実行!任される範囲が大きいと会社とともに自分が成長しているとより実感できる。
(加藤)それでエーテンラボに入社したわけですね。実際入社してから思い描いていた裁量は持てましたか?
(渋谷)はい、持てました!やりたかった健康・医療分野での仕事で、かなりの裁量を持って進めることができています。エーテンラボは、まだ16人しか社員がいないのもあって個人個人が自分一人の裁量で仕事を進めていきます。逆にいうと、個人個人が積極的に進めていかないと、やるべき多くの仕事を少人数でこなせず、会社の成長スピードも遅くなります。例えば、みんチャレは他の健康アプリとの協業も積極的に行っていますが、睡眠管理アプリ「熟睡アラーム」さんや瞑想アプリ「MEISOON」さんとの連携は、自分で営業に行き実現しました。
それから、ユーザーさんから「もっとスタンプ(みんチャレのチームチャット内で使えるスタンプ)をたくさん作って欲しい」という要望を頻繁にいただいていたため、自分でスタンプを作ってリリースしました。
現在は、みんチャレを使うと健康になれるのかということを証明するための臨床研究を計画立案から実行まで推進しています。このように上流から下流まで広範囲の領域を任され、自分で仕事を推し進めることができると、会社の事業とともに成長している自分をより実感することができています。
エーテンラボは上下関係なく全員が同じ土俵に立って議論をする文化
(加藤)入社前と後で感じたギャップはなかったのですか?
(渋谷)全くないわけではないです。入社前は「忙しいスタートアップのことだから、熱血で上下関係がきっちりしている、いわゆる体育会系か、もしくは、効率重視の頭脳派の感じかどちらかだろう」と勝手にイメージしていました。
でも実際は両方とも違いました。上下関係なく、過度に効率重視でもなく、みんチャレをよりよいプロダクトにするために全社員が同じ立場で議論することにかなり時間をつかっています。最初のころは、Weekly Scrum(毎週月曜に全社員が出席し、KPI・事業の進捗確認、その週のアクション決めを行う社内会議)で全員で議論し意見を言い合うので白熱して長時間に渡ることもあり、とても驚きました。
(加藤)確かに、私もそれは入社当時思っていました。自分の意見をみなさん全員が耳を傾けてくれるのは嬉しかったですけど。
(渋谷)そうなんです。エーテンラボには、全員が同じ土俵にいるというカルチャーがあります。意思決定をする際は社員の意見を聞いてその上で担当と責任者が判断しています。だから私も自分が思うことはその場で発言するようにしていますし、会議の場でなくても、思ったことがあればすぐSlackに投稿しています。最近だと、先ほどお話ししたWeekly Scrumをもっと効率よく進めることができないかと改善提案しました。(2021年8月現在、会議の効率化にトライ中。)
(加藤)現在のお仕事内容について教えてください。
(渋谷)みんチャレはダイエット、勉強など様々な習慣化に使えるアプリですが、特にヘルスケア・医療用途での事業開発に注力しており、私はヘルスケア・医療用途での企業、自治体との事業開発や、大学との臨床研究などの推進を行っています。
「テクノロジーでみんなを幸せにする」というミッションの元、上場を目指して自らの力で新しい事業を創っていくガッツのある仲間を探しています。
(加藤)次に事業開発にメンバーが入るとしたらどのような仕事をしていただきたいですか。
(渋谷)事業開発には現在大きく3つの活動があります。1つはヘルスケア領域での「みんチャレ」の活用事業(自治体、企業・健保、生命保険会社、ヘルスケアアプリ・サービスとの提携等)、2つ目は医療領域での「みんチャレ」の活用・普及(製薬・医療機器企業との提携、医療従事者向けの機能開発・ロビーイング活動)、3つ目は「みんチャレ」の医学的エビデンス立証のための臨床研究の推進(糖尿病などの生活習慣病改善、うつ病改善など)です。どの領域もまだまだやりたいことがたくさんあり、人が足りない状況です。
事業開発では、上下関係なく、各担当が領域別にその範囲の責任者として事業を推進しています。もしメンバーに来ていただいたらその方のスキル、やりたいこと・実現したいことをお聞きして皆で相談して担当領域を決めたいと思います。自分の力で事業を大きくしたい方にとっては、伸びている健康・医療市場で大きな裁量で人々の幸せに貢献できる事業を創る非常にやりがいが大きい仕事です。
(加藤)エーテンラボの事業開発にどんな方に来ていただきたいですか。
(渋谷)「テクノロジーでみんなを幸せにする」というミッションの元、上場を目指して自らの力で新しい事業を創っていくガッツのある方に来ていただけたら嬉しいです!逆に「決められた仕事を決められた時間にやる」という方は向いていないと思います。それから、事業開発は特に健康・医療分野に携わる部署なのでそういった分野に関心が高い方だとなお良いです。もしエーテンラボの事業開発に興味を持っていただけたらご連絡をお待ちしています。カジュアル面談でお話しましょう!
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